牧から手渡されたミネラルウォーターを一口飲んだ藤真は、今やっと気づいたように
「そういえばおまえ、風呂は入らなくていいの?」と言った。
「いいんだ。後にする」
「あ、そう?」
本当は、いつも帰宅したら1番に風呂に入る。
だけど。今夜は。そんなものは後でいい。
自分ひとりのことに時間を割くのが、もったいない。
「・・・海外出向、行くとしたらどこになるかな」
残念ながら牧では飛行機の話はマニアックな藤真の前に太刀打ちできなかったので、
藤真は話題を変えたようだった。
「担当製品から言って、たぶんインドかインドネシア・・あってもタイだろ」
「だよなぁ」
「インドと言えば、今月からおまえの課に来たろ?インド人」
「シヴァさんね。すごいぜあの人。
インドではヒンディー語、俺らと話す時は日本語、海外とのテレビ会議は英語」
「多才だな」
「それだけ喋れたら絶対面白いよな。だが問題もある」
「それは何だ?」
「カースト制のせいなのか、困ったことに俺の言う事全然聞いてくれないんだ」
「カースト制?あれって、今の時代もまだあるのか?」
「根強いみたいだぜ」
「そうなのか?それにしてもお前の言う事を聞かないとは・・なんて命知らずのやつだ」
「どんなだよその言い草。でも、マジで毎回 足塚課長を通せ って言われんの俺。課長は出張でいないから俺が代理で!って何度もゆってんのに。恩田室長に言っても 藤真に任せた の一点張りだしよ」
「ははは、笑えるなそれ」
「全然笑えねーよ!業務が進まない!!
・・それに語学力すごいんだけど、すごすぎて逆にちょっとダメだし!」
「・・何だそれ。俺はおまえの日本語力の方が心配だ」
「俺は、完璧だろ」
「それならいいが?」
「この豊富な語彙(ごい)力で、バシバシ伝わりまくってるだろ?」
「豊富な語彙力・・?どの辺りがだ?」
「まあ聞けよ・・シヴァさんだが、ちと乱暴な日本語を使うんだ」
「乱暴?」
「ああ。打ち合わせ中に、呆れたような半笑いで“フジマさん話にならなーい”なんて言うんだぜ」
「はははは!何だそれ」
「・・さらに!おとといなんて、“よんどころない事情でーす”って言い出すワケ!
俺、“よんどころない”って生まれて初めて聞いたぜ!?」
「知らなかったのか?」
「知らないさ!死語だろ」
「そうか?・・まあ、滅多に使わないな」
「少なくとも、インド人が知ってる日本語じゃない」
「それはそうだな」
「とにかく俺は”よんどころ”がわからなかった。
だからシヴァさんが何か言い間違えたのかと思って必死に考えを巡らせている所に
“よんどころない は のっぴきならない とイコールでーす”って被せてくる始末!
・・のっぴきならない、も、ほとんど使わねえよ!!」
「ははははは!!誰が教えるんだそんな日本語」
「知らねえよ!ホント迷惑してるぜ・・だけどシヴァさん、技術力はピカイチだけどな」
「インドは理数系が強いからな」
「なんでも、小学校で掛け算を40の段まで覚えたらしい」
「40の段!?何に使うんだ?計算機があるだろ」
「何だろう?・・計算能力を延ばすことって、単に数字に強くなるだけじゃなくて
意思決定力や思考スピードを高める良い脳トレだからじゃないか?」
「なるほどな。すげーな」
「そりゃ、日本人が敵わないはずさ」
「まさか、日本語でも敵わないとは思わなかったけどな」
「うるせー」
「ははは・・だが・・海外出向、あるとしてもインドを始め、全部暖かい国で良かったな。
お前、寒いのめっぽう弱いだろ?」
「そうだけど・・あんまし暑いのもな」
「問題あるのか?」
「精子が死ぬだろ」
藤真が上目遣いで、言い放った。
「・・何だって?」
牧は一瞬耳を疑った。今のは何だ?
「温めると精子って死ぬんだよ。ってことは、暖かいところでは精力減退するのかなって」
下ネタか?こいつが??
「あっ、でも精子が死ぬのと不能になるのとは違うか。単に種ナシになるってだけなのかな」
普段通りの表情で。
まるで お疲れ様 と無表情で気の入らない挨拶する時のように。
・・・牧は、混乱していた。
(俺に、どう答えろと言うのだ藤真よ!)
学生時代から部活も、大学の学部も理工系で男ばかりだったから
下ネタというものは聞き慣れている。
そういう場合、自分はその話に乗るでもなく、別段嫌悪を抱くでもなく
常に聞き流していた。それが自然とできていた。
だが、今は。
他でもない、藤真の口から性に関する言葉が出たのだ。
藤真と今まで付き合って来て、そういえば性の類の話はおろか
恋愛の類の話すら、ほとんど交わした覚えがない。
もともと、牧は普段からあまり自分の恋愛に関する話をする方ではない。
さらに・・・藤真とそういう話をするなど、考えたこともなかった。
それに藤真自身、そういう話が好きではないと思っていた。
2人にとって、それは確認せずとも、タブーではなかったか・・。
それなのに。何なんだ今夜は。
牧の混乱は、さらに深みにはまっていく。
(さっきは俺が藤真のことを好きだ・・とか言いやがるし)
今夜は、藤真がタブーをたくさん犯す。
・・これも、酔いのせいなのか?
「あ、でも暖かい地域で子どもができないなんて聞いたことないな?
それに、暖かいと余計開放的になりそうなものだよな。やりまくりかも」
「・・・どうだかな・・よくわからんが」
や、やりまくり だと!?
牧が、歯切れの悪い返事を返す。
(どんなテンションでこの話を聞いていれば良いのだ。まったくわからん!
そしていつまで続くのだ!!・・・わからん、わからんぞ!!藤真よ!!)
「精力減退、ちょっとした方が良いのかも」
ふ、藤真は、いつもそんなにギンギンなのか!?
どういうことだ?全然わからない。もう、こんな話は嫌だ!!
「ふ、藤真っっ!!」
牧が我慢しきれなくなり、会話を強制終了しようとしたその時。
「それにさ、犬が」
「犬?」
・・牧自身が手を下して強制終了するまでもなく、
藤真の十八番・ 話題切り替わり速攻の術 であらぬ方向に会話が進みだした。
「そう。俺、犬飼ってるんだけど」
「・・・そんな話、聞いたことないぞ」
「初めて話したからな」
飛行機の話と言い、性の話と言い・・今度は犬まで。
今夜は、お互い初めての告白が多い。
「どんな種類のだ」
「何とかレトリーバー」
「・・何とかとは何だ、何とかとは」
「だって、忘れたもん」
「ラブラドールかゴールデンか、そのどっちかなんじゃないのか?」
「あ、確かラブラドール」
「・・そういうのって、普通忘れるものか?」
「だって、あいつはあいつだもん。種類なんて全然重要じゃない。
俺の世界に犬はあいつしかいないから、犬と言えばあいつなんだ。
他と区別するための認識や商標はいらないんだ。そんなものは意味がない」
・・なんて、あっけらかんとして言いやがる。
「まったくお前は。ああ言えばこう言うな」
「思ったことを言っているまでだ。
意地でも言い返そうとか、どうあっても言い負かそうとか思ってやってるワケじゃない」
「まぁ、そういうことにしておくか・・・それにしても。
ラブラドールレトリーバーとは、大型犬じゃないか。1人暮らしで面倒見られるのか?」
「うん。何とか」
「何とか・・って、おまえなぁ」
「だって、現にできてるもん」
「・・部屋だってそんなに広くないんだろ?室内飼いか?」
「うん」
「うんって・・・ストレス溜めないか?」
「結構、平気みたい。毎日外出させてるし」
「散歩か」
「ああ」
「よくおまえにそんな時間あるな・・・活発な犬だろ?」
「そうでもないぜ。うちのは、デカいけど割とのんびり屋だ」
「メスか」
「オスだ」
「老犬なのか?」
「いんや、25歳」
「は?」
「そいつ飼って2年半くらいだから、人間の年に換算すると25歳くらいかなって」
「おまえ・・種類もわからないのに、それはわかるのか?」
「うん」
いつもながら、藤真は独特の思考回路を持っている。
「何にせよよくもまぁ、その犬は大人しくしているものだな。元は猟犬だろ?」
「そうなの?何。牧って犬マニアなの?」
「単に大型犬が好きなだけだ。昔、うちでも同じのを飼っていた」
「納得!お前とデカい犬って、絵になるもんな。逆にチワワも意外と合いそうだけど」
「逆ってなんだ」
「チワワの対義語はレトリーバーだろ?」
「・・それはおまえ限定の対義語だろ」
「え。世間一般じゃない?」
「まったく、おまえの日本語力はどうなってるんだ?思考回路も」
「うるせーよ」
「・・にしても、おまえ平日ほとんど家にいないのに、その犬」
「でも、本当に大丈夫なんだもん」
犬が可哀想じゃないか・・そう言いかけて、やめた。
新しい考えに行き当たったからだった。
もしかして・・・藤真の家には誰か
犬の面倒を見る人間がいるのかもしれない、と思ったからだった。
そう考えるのは、自然だ。
小型犬や、猫ならともかく。
大型犬を1人暮らしで飼うのは難しいだろう。それも、藤真のような忙しい人間が。
・・・牧の脳内の葛藤を知らず、藤真は
「レトリーバーって、犬の中で人間の考え方に1番近い考え方ができるんだって。
TVで観たんだ・・だから盲導犬に多いのかな。だからウチのあいつも人間臭いかのな」
なんて言ってくる。
「・・その話は知らなかったな」
「ところでさ、俺のその犬、すげー暑さに弱いの。夏生まれの癖に。
真夏とか、溶けてるみたいになっちゃって、見てられないワケ」
「俺の家のも、そうだったな。もともとカナダの犬だからな。暑さには弱いのは仕方ない」
「日本でもあの調子なのに・・海外出向で・・
更に暑い地域に連れてくのはさ。やっぱ気が引けるよ。可哀想だ」
「よくは知らんが、インドやタイでも飼ってる人いるんじゃないか?レトリーバー」
「そうかも・・でも、うちのはたぶん無理」
「それじゃ、どうするんだ。ご両親か、誰かに引きとってもらうのか」
「・・それなんだよな・・ハンサムで利口なやつだから、いくらか貰い手はあると思うんだ。
でも、何て言うか・・俺の方がもう、手放せないんだよなぁ」
「だったら、やはり連れていけ。向こうで飼えるようにするしかない」
「・・でもさぁ、俺の勝手で急に連れてって良いのかな?
行ったら、短くても2年間は帰って来られない。
大抵3年コースだろ。ヘタしたら片道切符かも」
「・・お前が片道切符ってことはないだろう。できれば本社だって手放したくないはずだ」
藤真がもし海外に行ったら。
それでも、少なくとも半年に1回はこちらに戻ってくるだろう。
2年。3年。その間に、何が変わるだろう?牧自身は、変わるだろうか?
大学4年間は音信不通だった・・それに比べたら海外行きは恐らく短い。
だが・・・。
牧は、自分がその月日に耐えられるのかわからなかった。
耐えられるも何も、耐えるしかないことは、わかっているけれど・・・。
「そうかぁ?・・いずれにせよ、犬には犬の世界や、生活があるわけだし」
「何だそれは?犬の世界のすべては、飼い主だろ?」
「おっ、さすが帝王!そういうこと言う・・でも、俺のとこの犬は違うんだよ。
いや、違っていて欲しいのかな・・俺中心にはなって欲しくない・・
なって欲しい気もあるけど・・それでもやっぱり・・うん、そんなのダメだ」
「飼い犬のことを、いち個人の人間みたいに言うんだな」
「主従関係は目指してないんだ。対等の、一対一だからさ。俺とそいつは」
・・切なそうに遠くを見るような目をする。
その犬のことを・・・本当に大切に思っているんだな、と牧にも伝わる。
「その犬、名前なんて言うんだ?」
「あ?・・んっと、ブルー」
「ブルー?・・・あっ!!!!」
「うわっっ!どうしたんだ大きな声出して。びっくりしただろ!!」
「今夜・・ブルームーンを観たんだ!!」
「えっ!?」
藤真が、窓際へ駆け寄ってカーテンを開けた。
だがそこには・・・三日月しか。
「もう、出ていないだろ?・・本当に一瞬しか観えなかったんだ。
でも!一瞬だったが・・・確かに、観たんだ」
「良いなぁ」
「!!・・驚かないのか?」
「驚いてるさ、おまえ運良いな。キレイだったろ」
「おまえ・・信じるのか!?虚言だと思わんのか?俺が、ブルームーンを観たという話」
「だって、おまえが観たと言ったんじゃないか」
「だが!・・・香坂室長の話を聞いた直後だぞ!
それまで俺は、そんなものが存在することすら知らなかったんだ。
そんなに都合よく、観られるものなのか!?」
「えーっと、よくわからない。だから?」
「・・俺の夢とか、願望とか、思い込みとかが俺にブルームーンを観せた、
とは考えないのか?おまえは・・俺の言うことをそのまま信じるのか!?」
「嘘なのか?」
「何?」
「おまえがブルームーンを観たというのは、嘘なのか?」
「嘘などではない!確かに観た!!だが・・あまりにタイミングが良すぎて・・」
牧は、自分で自分がわからなくなっていた。
もう、何が現実で、どこまでが夢なのか、境界線がわからなくなってきていた。
今夜、一瞬と言えども空にはブルームーンがあって、
自分ひとりのはずの部屋に藤真がいて、
その藤真に対する自分の気持ちも、どんどんかき乱されていって。
類稀な事が多すぎて。彼を取り巻く世界が、臨界点に達しそうなのだ。
「牧は、確かに今夜ブルームーンを観た。じゃあ、そうなんだよ」
「藤真っ」
「人間は、知らないものを認識できない。
だがおまえは今夜、室長の話でそれがあることを知った。
だから、認識できるようになった。それなら、もういつ観てもおかしくない。
それに、もし一瞬でも今日の夜空に、ブルームーンなどなかったと、
おまえ以外の全員が言ったとしても・・・おまえの世界では、確かにそれがあった。
・・現実は、認識は、人の数だけ存在するんだ」
「藤真・・」
牧は、胸が詰まった。
藤真がここまで自分を信じてくれることに。
許してくれることに。受け入れてくれることに。
やはり、藤真とは母性の塊のような人間だ、と思う。
「・・それより問題は、なんでその時に俺を起こしてくれなかったんだ、ということだ。
俺もブルームーン、観たかったのに!!」
「!!馬鹿っっ・・おまえ・・俺がどれだけおまえを起こそうとしたことか!!」
「何!?嘘つけ!!」
「本当だ!!・・おまえ、ブルームーンは信じられても
自分の失態は信じられないんだな!なんてやつだ!」
・・・そのやり取りの後、
2人とも馬鹿馬鹿しくなって、お互い、小さく噴き出した。
藤真が、再び窓の外に目をやる。牧もそうする。
「ここ、高いな・・・キレイだな・・・」
藤真が、開けたカーテンを掴みながら窓際に貼りつく。
「まぁ、32階だからな」
「ねぇ?」
「あ?」
「インド、インドネシア、タイ・・全部の国に、海ってあったっけ?」
相変わらず窓の外を観たまま、問うてきた。
「海?」
「そう、海。ブルーってば、海が大好きなんだ。
もし一緒に行くことになったとしても・・海がなかったら、それだけは絶対に無理」
また、犬の心配。
「・・ちゃっかり連れていく気になってんじゃねえか」
「だから、 もし ってゆってるじゃんか」
「レトリーバーが海が好きなのは納得だ。もともとは水鳥猟をする犬だからな」
「あっ、あいつそうだったんだ?」
「川も好きだろ?」
「わかんない。うちのは、とりあえず海」
「たぶん好きだぜ。水が好きだ」
「なるほどな、水が好きか。だけど海好きで、図体はデカいくせによく風邪ひくんだなぁ」
「面倒なやつだな」
「まぁ、手がかかる程可愛いって言うし」
「親馬鹿め」
「まぁな」
「・・海だが、どこもあるだろ」
「あるの?」
「おまえ、世界地図わからんのか?」
「全然。興味ないもん」
「興味の問題じゃないだろ・・・学生の頃、地理とかどうしてたんだまったく」
「どうしてたんだろ?それも忘れた。たぶん赤点とかはなかったんじゃないかな?」
「・・・地球の70%は海だ。故に内陸国の方が圧倒的に少ない。
すぐに行ける距離かどうか、泳げる海かどうかは
どこに住むかにもよるから、わからんが」
「そっかぁ・・そうだよな・・・それは良かった・・・・」
「・・あっ!?おい!!」
「・・・・・・・」
「藤真っ」
「・・・・・・・」
「・・・またかよ」
・・藤真は急に睡魔に襲われたらしく、
気絶したようにバッタリとその場に倒れ・・
込みそうになったところを牧が抱え込んだ。
クラブでの出来事に続き、本日、2回目だった。
もう、類稀な出来事と言い表していいのかも、牧にはわからなくなっていた。
(寝る前最後にした話は、犬の話だったな)
牧も犬を飼っていたことがあるから、それに傾ける愛情等、よくわかる。
だが・・・牧は少々妬いてしまっていた。
そんな自分に気付いて、苦笑した。
牧は・・昔自分の飼い犬が家にやってきた時のことを思い出した。
まだ、ほんの仔犬だった・・可愛くて、嬉しくて。大好きだった。
あの頃は・・牧自身もまだ幼かった。小学生だった。
だが、初めて”守るべきもの”ができたと思った。
それから・・年齢を重ねるごとに、
自分が守るものはどんどん増えていった・・・一体何だったのか。
それは部活でのレギュラーの座であったり、学校の名誉であったり伝統であったり。
会社での立場であったり、担当製品であったり、部下たちであったり。
そして・・・自分自身の意地であったり、プライドであったり、美意識であったり、体裁であったり・・・。
どれもこれも、自分には大切なものだったし、今でも大切なのには変わりない。
だが、果たして・・・この中になくしたら生きていけないものはいくつあるだろうか?
本当に、1つでもなくしたら牧は牧ではなくなるのだろうか?
なくしたことのない牧には、わからない。
ただ確かなのは・・
”守らなければならないもの” は重責だ。”守りたい” では甘いし軽い。
あの仔犬は・・・純粋に”守るべきもの”だった。
ただ純粋に、自発的にそう思えたのは、もしかしたらあれが最初で最後だったかもしれない。
素直で無邪気で純粋な愛に溢れ、自分自身まで強くさせる、あの想い。
だが、確かに今・・・。
牧の心にあの時の気持ちが、少し蘇った気がした。
だから、その犬によくそうしていたように・・
ひとり、微笑みかけた。
もう完全に夢の中であろう腕の中の重みに。
まるで子どものように安心しきって、自分に身を委ねている、藤真に。
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BGM
*Finch Letters To You
New Beginnings
*Digitalism Blitz
*GLAY RHAPSODY
春を愛する人
a Boy~ずっと忘れない~
*氷室京介 STAY
何となく勝手なイメージ・・・
牧は犬が好き(藤真よりも)
藤真は日本語がヘタ
そして突然、電池が切れたように眠るww
何とかレトリーバーは、嗅覚テレポーテーションを考えた時に
1番始めに脳内に浮かんだ話だったような。
それが・・・蛇足に次ぐ蛇足。こんな長編に!!!!!
書いてる本人がびっくり。体力とか精神力とか色々捧げてます。
だけど、周り道程楽しいはずだ。
旅行の思い出の半分は、道に迷ったときのもの!!
でもこれは、旅行じゃないけどな・・・。
2013.04.21 友引
(お手数ですが、ブラウザでお戻り願います)
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