「清田どうしたよ?おめー、顔青い・・つーか白いぞ??」

「宮城さん・・まぁ、ちょっと、なんというか」

 

・・・ドキドキするような、イカれたことが多すぎてですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

殺しにきたぜ I LOVE YOU

DIJのピストル。

 

 

 

 

  

 

「席につけ!ミーティングを開始する!」

 

教壇に立った、進行役・4年生ベースの城金先輩の低い声が教室に響き、

100人余りの部員たちが大教室のそれぞれのパートの場所に腰を下ろす。

 

 

 

 

 

結局、神さんと藤真さんは行方知れずのまま、ミーティングは開始されたわけで・・・。

 

 


ああ、どうしよう!

 

藤真さんはともかく

(あんな目立つ人だから周りの人はいないことに当然気づいてるんだろうけど)

神さんはベースキャプテンなんだぞ!?

 

このミーティングでは、各パートのキャプテンが教壇に出て、仕事の進行状況を報告するのだ。

・・・いないのなんて、ベースの番がきたら嫌がおうにもわかってしまう。

しかも、神さんはベースだけじゃなく統括キャプテンでもある。

2年で1番の、偉い人、責任者なんだぞ!?あああ〜〜!!!

 

 

「では、まず企画キャプテン!」

「はい!」

 

 

 

 

 

 

よ、よしっ!

 

『講義が長引いてる』

 

これが1番良いいい訳のハズだ!たまの遅刻者はみんな口にすること。

ベースの番がきたら

 

『神さんは、講義で遅れます!』 

 

こう言おう・・・手を上げて。

 

 

 

 

 

 

 

「・・・以上、企画からでした!」

「ご苦労、では次、進行!」

「はいっ、進行キャプテン宮城っす、お疲れ様っす!」

 

 

 

 

 

毎度思うけど、ここは軍隊かよ!

このハキハキした物言い、見て取れる年功序列さ、体育会系もびっくりだ。

 

そういや俺、一度もミーティング中に発言したことなんてねーじゃんよ!

な、なんか

緊張してきた! 

 

 

『神さんは遅れます』 

 

 

これ、言うだけなのに!助けてー!!!

 

 

 

 

 

 

 

「・・当日は腕時計持参、遅刻厳禁、セッティングに入る人は黒い服装!

セッティングの際には帽子やタオルは取ってください。しかし色が黒いものに限り許可します。

タイムテーブルをよく読んで、各自当日のシュミレーションを行っておいてください。

・・以上、進行キャプテン宮城っしたっ!」

 

「宮城ご苦労!その調子で当日に向けて仕事を進めろ!次、ベース!」

「ベースキャプテン!前へ出ろ!!」

「・・・なんだ、どうした?」

「おい、ベースキャプテン・・神は、神はどうした!」

 

 

あわわわわわわわわ・・・・・・・・・・・!

 

緊張して第一声を出そうとツバ飲み込んでたら、出遅れた!

 

 

「は、はいっ」

「はい!」

 

 

慌てて出した声は、大きく開けた口とは対照的、ノドにへばり付いて呟くように小さく、

第二声を発するのもままならない俺、発言の意思表示をするために挙手した手も、自信なく曲がって情けなく。

その瞬間に、

自分の 「はい」 に、 女の人の 「はい!」 というよく通る声が重なるのが聞こえた。

 

 

 

 

そして、なんと誰も俺を見ていない!

 

その代わり、俺の発言に被さった声を発した人物、

2年の 半月美鈴(ハンツキミスズ)先輩 を、みんなちょっと驚いたように見ていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「なんだ、半月!」

「すみません、言いそびれましたが」

 

 

俺とはまったく違った、怯えや緊張とは程遠い物言い、堂々とした態度で立ち上がった。

何を言うつもりで・・・・・・・・・・・・・・!?

 

 

 

「神くんですが、2限目の実験結果について教授に呼び止められていました。

それに、3年生の藤真さんですが気分が悪くなられて医務室に行く、とおっしゃられていました。

ここに来る前に、2号館前でお会いしたのです。

お二人とも、それでここにいらっしゃらないのだと思います。

ミーティング開始前に知っていたことですのに、言いそびれて申し訳ありません」

 

 

 

 

え?

・・・あれ?ど、うなってんだ??

 

 

 

 

「わかった、・・半月だけに限らず、出欠席についてなど他の者から言付けを頼まれているものは

これから事前に俺の元へ言いに来るように!では、ベースは後だ。ドラム半月、前へ!」

 

「はい!・・・ドラム・キャプテン半月(ハンツキ)です、

お騒がせしてすみませんでした。今後気をつけます、お疲れ様です」

 

「お疲れっす!!!」

 

彼女のハスキーな美声を打ち消す野郎どもの返事に、俺は正気を取り戻した。

 

 

 

 

 

・・・わっかんね!

 

だって、藤真さんはずっと俺と(土屋も)いたんだ。

神さんだって・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

「当日のドラムセッティングの人割を変更します。

2バンド目の タブー のセッティングですが、藤真さんと私とで入ります。

2バスへの切り替えがスムーズに行くようにがんばります。

そしてトリ前の B04 のセッティングですが、牧先輩と私で入ります。

課題はサウスポーセッティングへの切り替えですが、最大でも5分に収めるように努めます。

セッティングに関しましては以上です、次に・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・昨日シンバルが割れましたので、本日の4限後、××楽器で購入して参ります。

・・・ドラムキャプテン、半月からは以上です」

 

 

シンバル・・・また割れたんだ??

きのうは確か牧さんのカオティックハードコアバンドの練習が入っていたはずだ。

・・確か前も、その前も割ったの牧さんだったんだよ、

なんせ セックスマシンガンズ や X 聴いて、

 『ポップだな』 って笑って言っちゃう人だもんな〜、参っちゃうよな〜、おっかないな〜。


 

 

・・・・・じゃ、なくて!!!なんでなんだよ!?

神さんが、頼んだのか?メールか電話で?遅刻の理由を?なんで俺じゃなくて!?

 

 

 

半月美鈴先輩。

 

神さんと同じ農学部の2年生。

ドラム担当で、女性唯一のパートキャプテン。

もともと野郎の固まりで成り立ってるみたいな軽音内、数少ない華。

しかもそんじょそこらの華じゃない。

冷静沈着、眉目秀麗。・・・素敵4文字熟語、ほかに何があったっけ?まぁいいや。

美人でスマートで女性にしては背が高く、猫系の口数少ないミステリアスな先輩。

いつも服を黒系でまとめててちょっとキツ目に見える、男をドキッとさせるクールな色気。

その姿から、誰が呼んだか 『ダークエンジェル』。

 

そして、

そして俺も詳しくは知らないが、彼女は、

彼女は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あ!

 

 

や、やっとかよ!やっと来た!神さーん!藤真さーーん!!

 

 

 

 

 

「遅いぞ神!」

「すみませんでした、講義が長引きました」

「半月から聞いたぞ。藤真、体調はもういいのか?」

「え?・・・・・・・・・は い」

 

 

神さんの後ろにいた藤真さんは、

大きな瞳を、まるで今まで泣いてたみたいにうるうるさせてる。

 

走ってきたのか他の何かをしてた(・・・)せいなのか知らないけど、

真っ白なすべすべの頬っぺたは遠めでもわかるくらいひどく紅潮してる。

柔らかそうな色素の薄い髪の毛は、顔に汗でへばりついていて、

呼吸は、平然を装おうとしてるみたいだけど、ひどく乱れて上気している。

 

 

その容姿でそれをしないでくださいよ藤真さん・・・・・。

赤くなってどぎまぎの普段はすっげエラソーな4年生の先輩たち、

+以下、4年に同じの俺たち下級生たち。

 

 

 

「よ・・よし、無理はするなよ。二人とも席に着け!ミーティングを続行する!」

 

 

4年生幹部から声が上がる。

自分が体調不良、となっている状況が飲み込めず、

藤真さんが一瞬頭を傾げたのが見えたけど、

・・・神さんがその背中を押して、席へ促した。

 

 

 

二人はそれぞれのパートへ移動。

(机はパートごとで分かれている)

 

途中、藤真さんが俺の机の前の通った・・・んだけど!

 

 

 

藤真さん!

 

 

 

・・・なんスか第一ボタン取れてますけど・・

で、2個も3個も何個も首んとこのその赤い跡・・・

 

・・・・・・ふふふふふふふふふふふふふ藤真さん!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「では最後、統括・ベースキャプテン、神!」

「はい!」

 

 

「統括・ベースキャプテンの神です。

遅れてご迷惑を掛けました。申し訳ありませんでした、お疲れ様です」

 

「お疲れさまッス!!!!!」

 

統括キャプテン神さんの優しく丁寧な、

それでもどこか凄みのある挨拶に、部員も一層大きく挨拶の声を張り上げる。

 

 

「ずっと未定だったサブBaですが、

長谷川先輩のMUSICMAN、スティングレイの黒ベースをお借りすることに決定しました。

予備弦、希望者あれば受け付けます。俺まで出しに来てください

それから当日のベースセッティングですが、変更が2件でましたのでお伝えします。

セッティング表を見てください、1バンド目の・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

 

 

 

俺は、何となしにギター隣のドラムブロック、斜め前方に座っている藤真さんを見やる。

 

あ〜あ、やっぱりだ・・藤真さん、カンベンしてくださいよ・・。

 

熱っぽい視線・・ ポーっ と神さんを見つめてる藤真さん、

相変わらず  神さんカッコイイ!  とか  

神さん大好き!  とか考えてるでしょ!?

 

すみませ〜ん!!ここに話聞いてないひとがいま〜す!!!

 

 

そんなスキだらけで、また誰かがあなたにコロっといっちゃったらどうするんですか?

その度にまた神さんが・・・また・・・

ひー!!こわいこわいこわいこわい!

 

 

 

 

 

「・・新入生対象のセッティング講習会を再度行います。

来週のライブをトラブルのない完璧なものにする為です。

日時は今週の水曜の4限後か、金曜の5限後です。

どちらか1日新入生は、必ず受講してください。

なお、どちらも都合が合わないという人がいたらこのミーティング後、

俺のところまで言いに来て下さい。

・・・統括・ベースキャプテン神からは以上です」

 

「うむ、神ご苦労!では、他に何か・・!・・おい!

おまえだよ、そこの黒髪、長髪!ギターパート!」

 

「あれは、1年の清田だ」

 

「清田!誰かが話しているときにはそいつの方を見てしっかり話を聞け!

頬杖つくな!メモは取ってんのか!?常識だろ・・・って、聞いてんのか!」

 

「・・・はい!?おおおおおお俺!?俺ですか!?」

 

「・・・・立て!野猿、後ろで立ってろ!」

 

「ええええええええ〜!!!マジっすか!?」

俺以上に話聞いてなかったドラマーがいるんすよ!そっちが先でしょが!!

 

「なんだその口の利き方は!まったく最近の1年生は!

人の話も聞けんようなヤツはろくな演奏ができんぞ!」

 

「遅れてきた神も藤真も、全員同じバンドだよな?」

 

B04か!おまえら、バンドが評判いいからって調子乗ってんじゃねーぞ!」

 

 

 

 

・・・・こうして軍人のような幹部による鉄の規律の命令によって、

俺はミーティングの残り時間、昔のマンガのやんちゃ坊主よろしく後ろに立たされたのであった。

 

そんな俺を振り返って垣間見た神さん&藤真さんは、小さなため息をひとつ。

誰 の せ い で こ う な っ た と 思 っ て る ん す か・・・・!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

ミーティング後、俺は神さんに詰め寄った。

 

「神さん!?も〜何してたん・・

(何してたかは聞かぬが仏だ!) じゃなかった、

心配したじゃないっすか、頼みますよ!

美鈴先輩にお礼言っといてくださいね?誤魔化してくれたんすっから。

それとも神さんが美鈴先輩に連絡したんすか?ひどいっすよ俺心配してたのに!

まあそれはいいとしても、
だいたい俺が立たされたのだって・・・・

・・・・って、聞いてますか神さん!じんさ〜・・」

 

 

・・・前から覗き込み、神さんの表情を初めて確認した俺は固まってしまった。

 

 

神さんが、

今までみたことないくらいに追い詰められたような、

切羽詰った怖い表情で、

この大教室の分厚く重い鉄製の扉の、上の方を睨んでた、から。

 

 

何を、見て・・目線の先には、人が駆けてく、危険を脱出している様子のマーク。

どこでも見かける、緑地に、白色の絵の光る表示板。それは・・・

 

非常口? ・・を見てるんすか??なんで??

 

 

 

 

「・・・じ  ん さん?何見」

「あ、ゴメン俺、ぼーっとしちゃってた」

 

・・そういってストイックににっこり微笑んだ神さんは、もういつもの神さんだった。

 

 

 

 

「いやいやいや!・・えっと、でもミーティングに遅刻するのはよくないっすよ」

 

「ごめんね、ちょっと長引いちゃって。 『殺しにきたぜ I LOVE YOU』 ごっこが」

 

「・・はぁぁぁ〜??ブランキーの昔のツアーの名前っすよね?ソレ」

 

「うん、そうだね。素敵なネーミングだよね」

 

「なんすか急に・・なんなんですか 『殺しにきたぜ I LOVE YOU ごっこ』 って」

 

「う〜ん、知らない方がいいと思うけど?」

 

「え!?」

 

「まぁ、今日みたいなことはもうしないよ、だからノブもミーティング中は人の話、ちゃんと聞こうね?

・・・それよりノブ。学科に良いお友達ができたみたいだね、俺も嬉しいよ」

 

「うっ!」

ひえ〜!!!アイツ(土屋)のことすっかり忘れてたぁぁぁ〜!!!

 

「あの子、とっても頭が弱そうで理解してもらえるかわからないけど、これだけは伝えといて。

『人のモノに手、出すな』 って。彼には難しすぎる?

わかってくれなさそうなら、一度直接話しに行くけど?」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!!!!」

 

優しく微笑みながら、非常に乱暴な言葉をのたまう。

俺の怒らせたくない人ランキング1位は今もこれから後も、ダントツ神さんで確定だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

それにしても。

 

さっきのは、神さんのひどく思いつめた表情は一体、なんだったんだろ、って思った。

 

神さんは、確かに緑の発光掲示を、 『非常口』 を見つめていた。

 

・・・しかし、俺はその出来事を程なく忘れてしまうこととなる。

 

 

 

だってまさか、

 

まさかそのとき神さんが、

 

重たい、 『恋心』 なんて甘い言葉じゃ片付けることのできないような、

 

流れ出る自分の感情の質量に追い詰められていて、

 

どこか逃げ出せる場所はないか・・・って、探していた、なんて、

 

・・・そのときの俺には悟る余地もなかったから。

 

 

 

『殺しにきたぜ I LOVE YOU ごっこ』 してた、って神さんは言ったっすよね?

それって、殺し合いなんすか?それとも、一方的に・・?

神さんの、武器ってなんだったんすか?

白のプレジッション・・パッシブベース?

それで藤真さんの頭蓋、叩き割ったんすか?

それとも23mmの、最新型のピストル?

彼の、白くて細い足にミートソースをぶっかけて、

心臓を・・赤いタンバリンを、撃ちぬいたんすか?

 

それとも、

それとも、まさか神さんの方が・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

「おい、第一ボタン、取れてるぞ。

それにしてももう蚊がいるのか?ひどい跡だな。

しかしそんなに刺されるとは8号館裏の竹やぶにでも用があったのか?」

 

 

・・・藤真さんの首筋、鎖骨を指差して牧さんの太い、通る声での天然爆発なハレンチ極まりないひと言、

に、久々にシリアスだった俺の思考も完全ぶっ飛ぶぶっ飛ぶ。

 

 

硬直する、部員たち。

藤真さんは真っ赤。俺は真っ青。

何一つ悪気のない・・まったくわかってない最強天然帝王牧さん。

・・・そしてやっぱりひとり、笑いを堪えてる2年統括キャプテン、参謀の神さんがいた。

 

どうやら俺と藤真さんは、牧さんと神さんには敵わない星の下に生まれたらしい・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もう、この学校・・この部、おかしい!

ここの先輩たち、絶対おかしい!イカれてる!!

 

この人たちに、俺は翻弄されまくりの毎日で。

この人たちって頭はいいけどやっぱどっかイカれてて、

一緒にいると実は俺が1番マトモな人間なんじゃないか、って気までしてくる。

 

 

 

 

 

 

 

でも、この翻弄具合、嫌いじゃない。

 

う〜んと、ブランキーの言葉を借りるとアレだアレ。

 

 

 

BABY なんていったって 23mmの銃口から


飛び出す弾丸は 真っ赤な野イチゴさ


分かるかい オレは殺し屋


魅力的なおまえの その白い足にミートソースをぶっかける

 

 

 

 

容姿は、くらっ といっちゃうくらいの甘いマスク。

武器は、白のパッシブベースと23mmの銃口、最新型のピストル。

その使い手、例のスナイパーの名前は 『DIJ』、 だってさ。

あんた、彼を知ってるかい?

 

お望みなら、彼に頼んでみたら?

目を閉じて、跪いて手をついて。

あんたも、撃ち殺してもらえるかもよ?

 

白のパッシブベースで全身弄り倒して、

クスリしたときみたく完全に官能で麻痺させたあと、

馬乗りになって殺ってくれる・・って聞いたけど?

めちゃくちゃ、 イイ って噂だぜ?

天国に向けてカウントダウンだ。

3、2、1・・・・

 

 

それは、

 

D>ドキドキするような

I>イカレタ

J>人生

 

・・D.  I.. J の、ピストル。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

参考音源、文献

DIJのピストル (ブランキージェットシティ)

※カウントダウン (COCCO)

Until the day I dieとか、色々 (STORY OF THE YEAR)

 

 

 

☆頼りなく信頼性もない用語解説。

 

 

セッティングセット(準備)すること、その最中。演奏中の黒子に徹すること。
これがスムーズに行かないとタイムテーブルに押しが出ます。

 

ドラムはその人の希望の配置、シンバル、チャイナの有無、ワンペダルかツインか、
個人機材の持ち込みの有無、そしてそれらを叩きやすい位置に合わせる事(椅子も)

 

ギター・ベースはアンプはどれを使うのか、何本か使うならその用意、スタンドの用意。
ギター・ベース、アンプをエフェクター(音を変える機材)に繋げ、音を調節する。

 

ボーカルは、スタンドを使う人はその準備、調節。
暴れる人はマイクのコードがどこまで伸びるか(・・私はしてた)

 

そして演奏中も、弦が切れた、スタンドのネジが緩んだ、等不測の事態に備えて彼らは近くにいます。

 

で、目立たないように黒い服装が基本なのです。

 

 

 


カオティックハードコア>エモーショナルハードコアのもっと解読不能なもの。超激情。絶叫。音の密度が非常に濃い。
例えば、東京事変の 『群青日和』 のアウトロウ(曲の終わり)部分はカオティックであると言っていい。(と思う)









セックスマシンガンズ、X (X Japan)>共に解散されましたね(多分)。
両者様ともポップでないことはわかっていただけると・・・メタルかなぁ。

 












サブBa>サブのベース。サブベ。サブギは、サブのギターのこと。
弦が切れる、突然の断線など不測の事態のために用意される。

 

 

 

 

MUSICMAN、スティングレイの黒ベース>ルックスがいいですよね(よくは知らない・笑
たぶん、ミクスチャーとかやる人が好きなベース。そんな音がでるベース。

 

 

 

予備弦予備の弦。

セッティング中と本番中では温度や湿度が変わります、まずこれだけでチューニングが狂う。
弦が伸びたり縮んだり(デリケートだ)


ギターは切れやすいです。

逆にベースの弦が切れたのは、まだ片手で足りるほどしか見たことないです。

 

 

 

 

 

 

 

☆話には興味ありまくりだけど、
映像が絶対無理なので見てないものの中に バトルロワイアル があります。

 

藤真は多分、じゃなくても神が狙撃手だとしたら1番に 「犯って殺って」 自ら擦り寄っていくだらしない子。
・・ってこんなん藤真じゃないって。あ〜なんてこった(笑)



(2004.12.25)

 

 

 

 

 

 

 

 

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